第三者割当増資80億円、長崎銀、福岡シティ銀に。2004/03/10, 日経金融新聞, 9ページ, , 324文字 【長崎】長崎銀行は九日、親会社の福岡シティ銀行を割当先とする第三者割当増資を実施すると発表した。払込期日は二十九日で調達額は七十九億九千九百九十五万二千円。半分を資本金に組み入れ、残りを資本準備金とする。西日本銀行からも資本増強の協力を仰ぐ方針。ペイオフ(預金などの払戻保証額を元本一千万円とその利息までとする措置)解禁に備え自己資本比率を高める。 新規発行株式は八千六百九十五万六千株で一株当たりの価格は九十二円。調達資金は中小企業向け融資などの運転資金に充てる予定。 一方、十月に福岡シティ銀と合併する西日本銀は三月末までに長崎銀に劣後ローン二十億円を供与する方針。長崎銀は昨年三月に福岡シティ銀から調達した同額の劣後ローンを月内に返済する。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 長崎銀、79億円増資、福岡シティ銀引き受け。2004/03/10, 日本経済新聞 地方経済面 (九州B), 14ページ, , 592文字
長崎銀行は九日、親会社の福岡シティ銀行を割当先とする第三者割当増資を実施すると発表した。払込期日は二十九日で調達額は七十九億九千九百九十五万二千円。うち半分を資本金に組み入れ、残りを資本準備金とする。同行は西日本銀行からも資本増強の協力を仰ぐ方針。来春のペイオフ全面解禁を控え、二〇〇三年九月中間期に四・七七%だった自己資本比率を高める。 新たに発行する株式数は八千六百九十五万六千株で一株当たりの価格は九十二円。調達額から発行の諸費用を差し引いた七十九億五千六百万円は中小企業向け融資などの運転資金に充てる予定。 長崎銀行は福岡シティ銀行の長崎地域子会社との位置付けを持ち、これまでの五年間でコア業務純益が約三割増加するなど収益力を向上してきた。しかし、自己資本比率を見ると国内基準の四%を上回っているとはいえ、七―八%が多い他の第二地銀などに比べ見劣りすると判断した。 一方、十月に福岡シティ銀と合併する西日本銀行は九日、三月末までに長崎銀に二十億円の劣後ローンを供与する方針を明らかにした。合併新銀行の子銀行になる長崎銀の財務体質強化に協力する。これを受けて長崎銀は昨年三月に福岡シティ銀から調達した二十億円の劣後ローンを今月中に全額返済する。 劣後ローンは貸出先が破たんしたときなどの返済順位が低い貸出債権。出資に近い性格なので金融機関は調達した資金を自己資本に算入できる。
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